「こんなデータ処理仕事、うち帰ってテレビ見ながらやればいいや」って帰ってきたけど、なんでかできない。や、今から2時間くらいやればいいんだけど、明日自己啓発セミナー(会社命令の強制参加)で朝早いし寝なきゃ、と思ってる。
他人に指摘される前に、自分で気付いてるダメをなんとかすべきだし、そうやって生きてきた。他人にとやかく言われたいときは、的確なとやかくを言ってくれそうな人にちゃんと甘えてきた。
大事なのは、必要なときに必要なことに気付こうとすること、そのために動くこと、気付いたら時間をかけてもちゃんと正面から受け取ること。
なんの信頼関係もない人にお金を払って教えてもらおうなんて、浅はかにもほどがある。あまりにもいろいろなことがもったいない。時間も心も脳みそももったいない。わたしという人間がもったいない。
そして、そんな浅はかな人間を食い物にしている自己啓発セミナー会社のその汚さが許せない。その汚さに触れることに我慢がならない。どうせ触れるなら、どこの誰だか分からないスケベなクソジジイの肌や粘膜に触れてお金をもらう売春のほうが、よっぽどマシ。というか、比べものにならない。
わたし、自己啓発セミナーを受けることが、売春するよりイヤなんだ。
売春の汚さは赦せる。いとおしいくらいだ。
正直、わたしは売春に汚さは感じてない。世の中がそう扱うから例に出したけど、売春は汚くない。売春の悪いところと言ったら、売春・買春によって大切な人を苦しめることや裏切ること、自分や他人に対して一時的にうそつくこと、体に無理させることくらいだ。心にうそつくのは、自分を粗末にすることでもあるから。
それに比べて、自己啓発セミナーは汚い。あまりにも汚い。憎しみしか感じられない。
わたしは、汚いと分かっていてあえて手を下す汚い人間が、組織が、大嫌いだ。そういうものがこの世に山盛り存在すること、むしろ存在するあらゆるものの半分が汚いということを知っている。でもほとんどは、しょうがなく、それしか道がなく、汚いのだ。それは美しさの裏返しだ。
でも、人のパニックに乗じてオレオレ詐欺をする人は汚い。きっと自分がなにしてるか分かってないんだろうけど。
経営が火の車の中小企業を食い物に自己啓発セミナーをする商売は汚い。自分がなにしてるか分かってやってる。お金、あるいはお金を中心にしか動けなくなった社会が生んだ悪魔だ。
だますのもだまされるのも、勝手にやっていればいい。でも、わたしには指一本触れるな。わたしにはその穢さが赦せない。
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