『ルードウィヒ・B』


ベートーベン大好きで、伝記を一度ちゃんと読みたいと思っていながら読めないでいて、手塚漫画でみつけたので買って読んだ。

手塚先生は天才だなぁ、と感心しながらおもしろがって読み進んでいるうちに、あっというまに2巻が終わってしまった。物語はまだまだこれからであるのに、この作品は未完ということで、つづきはこの世に存在しない。

ひどい。

「ルードウィヒ」という名前をひどく恨む青年が物語を動かしていったり、ベートーヴェンの生意気でチビでもじゃもじゃなキャラが立ちまくっていたり、猫みたいな女の子がいたり、変なジョークが入ったり。天才の紡ぐ物語というのは、なんと滑らかでリズミカルなことでしょう。

のめり込ませといて途中で読者を放りなげるなんて! 

しょうがないので、三島由紀夫の『音楽』を読み始めた。やはり天才の手による物語である。

音楽 (新潮文庫 (み-3-17))
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三島 由紀夫
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本棚にしまいこまれてる未読本のうちの1冊。「寝付きになんか読もー」って本棚見たときに、多少未読本にバリエーションがないと、気分に合ったものが見つけられないよね。という言い訳のもと、ときどき衝動買いするものの、やっぱり何年も読んでもらえず寝かされ続けているもののうちの1冊。

わたしの何年か前の衝動、グッジョブ。

ちなみに『ルードウィヒ・B』は数ヶ月の衝動。

本って、「いまこれ読みたい気分!」って衝動で買っても、読み始めるころにはおさまっちゃってるんだよ。アマゾンで翌日あるいは数ヶ月後着なんてのは、いわずもがな。昼間の本屋で買っても、夜まで持たない。本屋は本屋の空気にのせられて、アゲアゲのドバドバで買っちゃうから、帰りの電車くらいですでに熱は冷めちゃってるのだ。せいぜい、帰り道のカフェくらいまでしか持たないのだ。だからやっぱ、多少ストックは必要なのだ。

それに比べ、洋服は、買った翌朝もまだ「着たい!」と思えてることが多い。

Rocky Mountain MARSHMALLOWS


ロッキーマウンテンマシュマロを会社の机の二番目の引き出しに残したまま、明日から4連休。大して働いてないのになんだか申し訳ないけど。

ちゃんと本を読んだり勉強したり(と、読書と勉強を並列にする風潮ってなんか抵抗あるけど、とにかく前向きに何かに集中するという意味で)する時間がぜんぜん作れないのは、テレビを中心にしたこの部屋のレイアウトが原因だと思う。

だって実家のとき、テレビに飢えてたんだ! 飢餓してたんだ! 餓鬼だったんだ!

それで今日、テレビを切って音楽をつけてみた。のだめコミック5巻一気読みに成功。

のだめカンタービレ(1)
二ノ宮 知子
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うおーがんばりたいっ!って思えるからのだめ好き。

ネットとテレビと、情報を入れないことに対する危機感全般。こいつら、甘くて危険。

っていうブログ書いてる深夜のオレ。

一人でゆっくり自分と向き合う、みたいな時間も最近持てない。週末は閉じちゃうし、まとまった休みはつい浪費してしまう。

アニメ『白蛇伝』


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昭和30年代? すっごいローテクなのに言葉もアニメーションも厚みがあって、軽くてシュールなユーモアもあって、すごい。びっくりした。日本の戦後なのに。『ピンク』読みつつ。

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こっちも何度よんでもすごい。大好き。本屋バイトんとき、レジの正面にこれが面おき&平積みしてあって衝撃的だった。毛はオビに隠れてた。まさか自分がユミちゃんにシンパシー感じるオトナになるとは。

いい感傷


今までの数年を埋めるように、最近全力で過去のことも未来のことも考えないように今のことに集中してるけど、昔の少女マンガを読んでたらなんか変な気分になる。

過去の自分、肯定はするけど愛でやしない。
でも古すぎて、ここまでいくとかわいい。こんなの夢中で読んでた自分が。

人の作品は引いて見れる。例えばその人のことばかそうじゃないか、よく分かる。時代が違うからよけい、影響受け度が分かりやすい。
自分のに対してもそうなるのかな。

少女マンガ


高校生のころ読んでたマンガを読んだら、すごい好きだったことが分かった。
すみからすみまで読んで、作品以外の作者のあとがきみたいなコラムも何度も読んで、体にしみついてるみたいなフレーズがいっぱいあった。

作者がちょこちょこ書いてる「好きな音楽」も、いつどこで好きになったんだかもう忘れてたようなのがいっぱいあってびっくりした。

今の少女マンガはもうこういう感じ、ないのかなあ。
それとも「こういう感じ」はこのころの少女マンガが持ってるものじゃなくて、わたしの個人的な感傷なのかな。

主観と客観を区別するのが苦手だ。

売ってないんだ。
古本屋行き段ボールに入ってたの、救出してよかった。

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これも好きだった。