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「ゴードン・ノースコット事件」という実話を元にした映画。
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クリントイーストウッドが監督だったから借りたんだけど、あんまりにも悲惨な内容なんで、映画としてつまんないのではなくてすごくよくできてるけど暗すぎる社会派で、暗すぎて、滅入る。
罪を憎んで人を憎まないように心がけているけど、児童性愛者だけは、その欲望を行動に移すやつは、全員死刑にしろと思う。できる限り苦しむ方法で。
まあでも、権力を持っている集団のあまりにも無自覚な暴力も、終身刑にくらいはしていい。そうすると人がいなくなっちゃうか。
わたしは絶対、人に対する誠意と自分に対する誠意を曲げない。けど、こだわりとか意地とか虚勢とかはできるだけ捨てたい。
人から見たら意地でも、わたしにとっては誠意だということも、しばしばある。
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↑ここまで、映画見ながら。
息子が陰惨な事件に巻き込まれ殺されて、でも遺骨が本人のものと証明できなくなってたら、母親は「どこかに生きているかも知れない」と希望を持つ。端から見たらちょっと気が狂っているように見えても、その狂気は母親の生きるすべだよ。
あれは生きるためにすがりつく何かが必要だから、ないはずの可能性をあると信じてるだけで、光明を見いだしてるわけじゃないと思う。人間の本能としての「生きる力」ではあると思う。あと、母という生き物の本能が見境を失ってむき出しになってる。
こないだ菅野美穂主演のパーマネント野ばらを見たんだけど、これも多分同じように、受け入れきれない悲しみを乗り越えて生きるために現実をねじまげちゃってる女性の話だった。けどあれは「現実をねじ曲げてる」というのがオチで、トリックであって、ただそれだけ。彼女をそれほどにまで追い詰めたのがなんだったのかは、描かれていなかった。中身よりも入れ物ばかり「見て見て!」って感じで、興ざめしてしまった。
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