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│ベネット・ミラー監督│ダン・ファターマン脚本&製作総指揮│
│フィリップ・シーモア・ホフマン主演(第78回アカデミー賞主演男優賞受賞)│
小説家カポーティが、凶悪事件の犯人に深くシンパシーを感じ、惹かれていき、歪な友情を深めていくはなし。
この事件を新聞で知ったのをきっかけにノンフィクションノベルという新しいジャンルに着手。取材中から手応えを感じていて、書けばさらに具体的に成功が見えてきた。前評判も上々。あとは犯人から事件当日のことを聞き出し、死刑を見届ければ作品は完成する。作家として、この事件にのめり込み、夢中で執筆するカポーティ。
一方、犯人は死刑が決定しながらも、予想に反し執行は延期を繰り返す。作家としてだけでなく、友人としてものめりこんでしまったカポーティにとっては、一人の大切な友人を失うことに怯える日々が続く。精神的に弱っていくカポーティ。
作家として事件を利用する自分と、最良の理解者として支える自分。苦しみながら、この二人の自分を往き来する毎日。
全部体言止めで終わるわたしの文章。
この映画、試写室で寝ちゃって見れなくて(でも面白いのは分かったから作品は紹介した)、DVDがレンタルリリースされたとき借りたけどやっぱり寝ちゃって、それでやっと今夜見た。最近忙しくて、もうこの2時間しか見るときないなと思って見たら、そこそこ集中できた。
おもしろかった。
成功者も落伍者も、愛に飢えている。安直な言い方だけど、いつもそう感じる。
この映画には原作がない。この事件を通してカポーティが書いた『冷血』があるだけ。この映画は静かで地味で暗くて、文学みたいだ。だから寝ちゃうんだけど。
これを機に書けなくなったカポーティはまだ冷血じゃなかったということで、犯人も、そういうカポーティに心開いたということは、まだ冷血じゃなかったということだ。
本当に、人が人を裁くなんて、いやなことだ。
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