20代後半は、社会のあらゆることに悪態をついていた。悪態をつくことに疲れ果てながら「悪態をついて疲れる」という悪態をついていた。すごいエネルギーだった。感心しちゃう。
あるときやっぱり友達に社会への悪態を吐露していたら「自分が生活するのに関係ないことまで考えすぎ」と言われた。たしかに、と思った。悪態屋のくせに素直。
それで、あらゆる情報をスルーした。そしたら日々の暮らしが楽になってきて、本当に大切なことは目に見えない、と星の王子様は言ったけど、わたしは、本当に大切なことは超ちっさいんだ、と気づいた。
この本は悪態適齢期の人がとても悪態つきやすいところにいたために生まれた文章だと思う。まだ後書きと最初の数章しか読んでないけどもういいや。返却袋(マイ図書館バッグ)行き。
という、本への悪態をつく日記を未だ……。
(表紙に惹かれて借りたの。最近校正ばっかしてるから。)
会社に通う生活を始めたら、あらゆる情報をスルーするのは無理。
人がつく悪態をスルーするのにもまだ努力が要る。
よって、本は返却袋に入れて、明朝のトーストにはなにを塗ろうかな。という超ちっさいことに意識を向ける眠りぎわ。ちょっと幸せになれる。
