きれいな映画でした。
寅さんがへらへらしてるのに、さくらが「おにーちゃん!」って言わない違和感が、ちょっと強すぎた。寅さんシリーズ3作目と4作目の間、1970年公開。
『おとうと』見たい。『幸せの黄色いハンカチ』も見たくなっちゃった。山田洋次のぜんぶ見たくなってきた。とすると、倍賞千恵子ばっか見なきゃだな。
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5年くらい前。そのSMクラブはそれまで、わりと知る人ぞ知るという感じの、きれいで賢くて素質のある女の子を集めた店だった。それが、女の子を選別することなく(店には見抜けない可能性を信じて?)受け容れて、法的にも経営の健全化させて、マスコミに対してもオープンになって、むしろ自分たちが発信者になるぞ!くらいの気概を持つ店に変わった。
この変化を見てきたお客さんが「こういうところで遊ぶのは、秘密めいてるからいい。ところが最近はオープンで健全な雰囲気になってしまって、魅力がなくなった。経営者はそういうことが分かっていないんじゃないか」というようなことを言った。
わたしは、そんなの一部の男の勝手な言い分だと思って、納得できなかった。経営者が目指した女の子(売り物)の権利を守るやり方は、妥当だと思った。
けど最近、SMとかフーゾクとかに関わらず、世の中には、秘密めかしておいたほうがいい、まともな、ふつうな感じがする、ということがいっぱいあるなと思うようになった。
20代のころは、性産業にものすごい興味があった。‥‥性産業のうち、売る側に興味があった。買う側のことは、どんなに想像したり理解したりしようとしても、無理だったから諦めたし、そんなには興味もなかったのかも。で、エロ本の仕事を辞めて、「なんかいやだ」っていう感覚を大事にするようになってから、秘密めかしておいたほうがいいことが堂々と表に出ていると、なんかやだなーと思うようになった。
それまでは、臭いものに蓋をするから腐るんだ!とか思ってたのに、その自分が蓋をしたくなってるのに気付いて、戸惑うけど、うれしい気もする。理屈の矛盾は矛盾のままだけど、そういう自分の感覚の変化は尊く、うれしい。
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